こんにちは!NIKOです。
前回紹介した、ある単語にさまざまな接頭辞をつけて語彙数を増やすやり方に加えて、今回は一つの接頭辞から語彙力を増やす方法です。
接頭辞 para-
今回は、接頭辞para- を使った単語で、覚えやすいものを紹介していきます。
接頭辞 para- の意味
接頭辞 para- には、「近接、-以外」などの意味がありますが、その他にparar 「~を止める、カットする」という動詞が接頭辞的に使われる用法もあります。
ここでは特にparar から派生したpara-「~を止める(もの)」という意味がしっくりとくる単語を見ていきます。
「~を止める」のpara-
parasol
パラソルと言えば、皆さんご存知の日除けのパラソル⛱ですね!
何気なく、というかパラソルはパラソルとして一つの名前として憶えていましたが、スペイン語で接頭辞と単語とに分解すると意味合いがわかります。
para + sol
「~を止める」+「太陽」
で「太陽を止めるもの」となります!
しっくりきますし一発で覚えられますね!
Paraguas
同じように、aguas【水】を止めるもの【para-】で、
paraguas【傘】
となります!
a は重なっているので一つにまとめられた形ですね。
parabrisas
こちらはわかりますでしょうか?
brisa は「そよ風」です。
「そよ風を防ぐもの」=「フロントガラス」です!
フロントガラスは和製英語で、アメリカでは windshield と呼ばれるのが一般的です。
英語からして「風を防ぐもの」という意味ですね!
ただ、現在は車の速度が速すぎて防いでくれるのがそよ風どころでは無くなってますが…(笑)
paracaídas
お次は「落下」caïda を防ぐものです。
そうです、「パラシュート」です!
ちなみパラシュート自体はフランス語で、言葉の意味もパラ「防ぐ」、シュート「落下」と同じです。
シュートはダストシュートなど、英語でも使われていますね。
pararrayos
rayo には「日光、光線、稲妻」などの意味がありますが、ここでは「稲妻」を防ぐものとして、
「避雷針」という意味になります。
para の後に r が二つ並んでいるのは、rayo の r が巻き舌の r の発音である為、発音に合わせた変化となっているのですね。
paragolpe
golpe は「衝突、衝撃」という意味で、衝撃を防ぐもの=「緩衝装置、バンパー」となります。
また、「衝突、衝撃」という意味には他にも【choque】という単語もあり、こちらにも para をつけることで、
parachoques 「緩衝装置、バンパー」という意味で使われます。
parachispas
chispa は「火花、ひらめき」などの意味がありますが、「火花」をよけるものとして、「火の粉よけ、火花止め」という意味となります。
これは日常生活をする上であまり使わないですかねー?
まとめ
parar 「止める」という意味の単語を接頭辞に使用した単語を紹介しました。
- parasol :「太陽」を止めるもの=パラソル
- paraguas :「水」を止めるもの=傘
- parabrisas :「そよ風」を防ぐもの=フロントガラス
- paracaídas :「落下」を防ぐもの=パラシュート
- pararrayos :「稲妻」を防ぐもの=避雷針
- paragolpe :「衝突」を防ぐもの=バンパー
- parachispas :「火花」を止めるもの=火の粉よけ、火花止め
こうやって見ると、意味のある単語を覚えやすくなりま!
それではまた!¡Hasta luego!
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