こんにちは!NIKOです。
今回はメキシコで生活する際に注意すべき電圧、変圧器の話についてです。
電圧は110V
まず電圧についてですが、メキシコの電圧は110Vで、コンセントはAタイプです。
Aタイプって何だよ!って方もご安心ください、日本と同じ形ってことです!
日本のとは少し違うのは、下に穴が開いていることです。
アース線がある形のコンセントなのですが、3つ目の棒が無い日本の形ものでも対応可能です。
日本の家電は使えるのか
駐在や旅行に来られる際に気になるのが、
日本の家電は持って行ってそのまま使えるのかな?
かと思います。
その答えはというと、ズバリ
「家電による」
です!(笑)
ここで終わると雑な説明になりますので、どういうことかご説明いたしますと、
家電によって対応可能電圧が違いますので、対応可能電圧を確認する必要が出てきます。
製品の取扱説明書の仕様欄、または家電に貼り付けられているラベルから確認ができますよ~。
定格電圧100‐240Vであれば問題なし!
例えば下の画像のような、定格電圧が100-240Vとなっているような製品はそのまま直接コンセントに差して使用することができます。
同じ形のコンセントの利点ですね!
定格電圧100Vなら変圧器要!
反対に
「定格電圧 100V」
とだけ書かれている製品では、たとえ110Vと10Vの差であってもうまく作動しないことがあるので、変圧器を通してご使用してください。
変圧器選びの注意
さて、変圧器が必要と分かった際に気を付けなければいけないのは、変圧器の「種類」と「消費電力」です。
変圧器には電圧変換の仕組みとして大きく分けて「トランス式」「電子式」の2つがあります。
詳細は専門的になるので省くとして、消費者としては「トランス=普通のやつ」「電子=熱器具専用のやつ」と覚えておけば大丈夫ですよ!
熱器具専用の変圧器には「熱器具専用」というシールが貼ってありますのでそれを目印にしていただければOKです。
普通のトランスと熱器具専用のトランスの違い
トランス式(普通のトランス)
普通のトランスはパ変圧器の消費電力以内であれば何にでも使用可能です。
ただ、熱器具専用のものと比べ対応消費電力を大きくしようとするとかなりの重量、大きさのものが必要になり邪魔なやつです。
電子式(熱器具専用のトランス)
こちらは小さなトランスでもかなりの消費電力が耐えられる一方、パソコンや精密機械などは使えないので注意です。
主にホットプレート、電気ケトル、電気ポット、タコ焼き機など用です!
制御基板が入っているもの、表示モニターがあるものはこれを通すと壊れてしまいます。
昔、空気清浄機をこちらのトランスに差して壊してしまったことがあります(涙)
消費電力について
変圧器には消費電力〇〇Wと書かれていますので、それ以下の電力量であれば家電の複数接続も可能です。
純粋な足し算で考えることができます。
例えば変圧器の消費電力30Wと記載があれば、先ほどの定格使用の機器であれば、
13Wですので、2つ繋げても26Wで30W以下となるので、2つを変圧器に通して同時に使用しても問題なしです!
まとめ:変圧器の選定方法
以上、メキシコの電圧と変圧器についてご紹介しました。
- 引っ越し前、旅行前に持っていく家電の定格電圧を確認
- 定格電圧から、変圧器が必要なものと不要なものに選別
- 変圧器が必要なものの中で、普通のトランスでいけるか熱源専用が必要かで分ける
- 普通のトランス用、熱源専用トランス用の家電のワット数(消費電力)を確認
- 使う場所を考えつつ、同じ場所で使うものはワット数を足し合わせて、それより消費電力の値が大きいトランを購入。別の場所で使うものにはそれに合った電力の変圧器を購入
これで日本から持っていく家電に対する準備はバッチリですね!
それではまた!¡Hasta luego!
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