こんにちは!NIKOです。
今回はメキシコの州の名前の意味をご紹介します。
名前の由来については諸説あるものもあるみたいですのが、筆者調べで一番多く聞いたものを紹介しています。
すべての州を書くと長くなりますので、今回は10コ紹介します。
州の名前
メキシコ、メキシコ州、メキシコシティ
Mexicoという名前は、現在のメキシコシティの場所にアステカ帝国をつくった、メシカが由来となっています。
メシカの綴りが『Mexica』となるので、メキシコの標記が『Mexico』となったようです。
ハリスコ州
Jaliscoはナワトル語で「砂の上」を意味する (Xal-ix-co) から来ています。
ナワトル語はメキシコの先住民の中で一番話されていたとされる言葉で、ナワトル語が語源となっている地名が多くあります。
ミチョアカン州
Michoacánもナワトル語が語源で、「魚をもつ者のいる土地」 (Mich-huac-can) という意味です。
昔から漁業が盛んな場所だったためにこの名前となりました。
オアハカ州
Oaxacaもナワトル語の (huaxyacac) が語源で、意味は「huaje の先端で」というような意味になります。huajeとはこの地に多く自生している、細長いサヤエンドウみたいな植物です。
グアナファト州
Guanajuatoは、先住民の言葉で「カエルの丘」という意味の (purépecha quana-huuat-o) から由来しています。ちなみにこの言葉はナワトル語ではなく、タラスコ語とのこと。
ケレタロ州
Querétaroは名前の由来については、1つはプレペチャ族の「大きな石の場所」という意味の (k’erhiretarhu) が語源という説、もう1つはナワトル語の「ボール遊びをする場」から来ているという2つの説があります。
ヌエボレオン州
Nuevo Leónはスペインのレオン州に地理的に酷似していたことが名前の由来です。
ヨーロッパからの征服者によって、ヨーロッパの地域にちなんで名付けられたという点で、ニューヨークやニュージャージー、ニュージーランドと同じような名前の成り立ちですね。
アグアスカリエンテス州
AguascalieAguascalientesは「熱い水」という意味のスペイン語が示す通り、高温の温泉がでてくる場所であったことが由来となっております。
今でもこの地域には温泉がいろいろとあり、入浴できるようになっているところが多くあるようです。
サンルイスポトシ州
San Luis Potosí はSan LuisとPotosí の二つの名前の組み合わせです。
San Luisはフランスの国王ルイ9世に敬意を表して名前をつけました。これはアメリカの都市、セントルイスと同じです。スペイン語読みか英語読みかの違いだけですね。
Potosí はボリビアのポトシ銀山がある都市の名前からとっており、この都市、鉱山がポトシ銀山のように多くの鉱物が産出され、都市が栄えるようにとの願いを込めてつけられました。
バハカリフォルニア州、バハカリフォルニアスル州
Baja California と Baja California Sur はスペイン語でそれぞれ「下カリフォルニア」、「下カリフォルニアの南側」という意味です。
ちなみに現在のアメリカのカリフォルニアは元はメキシコの土地で、Alta California「上カリフォルニア」と呼ばれていました。
カリフォルニアはスペインでの小説『Las Sergas de Esplandián』にでてくる神話上の土地にちなんで名づけられました。
今回は一部の州のみでしたが、この記事が人気だったらその他の州についての由来も書いていきたいと思います。
それではまた!¡Hasta luego!
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