こんにちは!NIKOです。
今回はスペイン語のお礼の言葉”Gracias”「グラシアス」と言われた時のいろいろな返事についてご紹介します。
最初は”De nada”だけでも十分かと思いますが、スペイン語の勉強を続けていたりスペイン語圏での生活に慣れてくるとそれ以外にもどんな言い方があるか気になることがありますよね。
またシチュエーションによってもDe nada以外の返事がかえってきたりして、
グラシアスと言ったけど、今なんて言われたのかな?
なんて気になることもありますよね。
そこでここでは色々なGraciasの返事を見ていこうと思います。
De nada.
まず一つ目は一番オーソドックスな「どういたしまして」となる言い方です。
Thank you.に対する You’re welcome. に当たるくらい基本的な返事です。
読み方は『デ ナーダ』です。
単語から汲み取れるニュアンスとしては「(お礼を言われるほど)大した事じゃないよ」というような感じです。
No hay de qué.
こちらも日本語で言えば「どういたしまして」にあたります。
読み方は『ノ アイ デ ケ』です。
De nadaとよりはちょっと丁寧なのかな~と思います。
敢えて違いをつけるなら、「お粗末様でした」という雰囲気でしょうか。
単語から考えると、「これくらいなんでもないよ」という意味です。
de qué.『デ ケ』と略してもう少しカジュアルに言う方もいらっしゃいます。
Con mucho gusto.
こちらも「どういたしまして」という返事なのですが、この言い方はコロンビア、コスタリカなどで一般的に使われている返し方です。
『コン ムーチョ グスト』
コロンビアあたりに旅行に行った時にGraciasと言った時は、この言い方で返事されることがあります。
メキシコではあまり聞かないですがご参考まで。
単語からは「(あなたの為なら)喜んで(いたします)」ということですね。
(Gracias) a ti.
直訳だと「あなたに(ありがとう)」という意味で、『(グラシアス)ア ティ』と読みます。
()内のグラシアスは言っても言わなくても伝わります。
これは「こちらこそありがとう!」と言いたい場合の返事です。
お互いに為になること、いやむしろこちらが感謝したいという気持ちを伝えたい場合はDe nada.よりはこちらの返事をする方が良いですね。
“a ti”は親しい間柄に使うので、初対面の人やお客様相手など敬意を込めて言いたい場合は”a ti”の代わりに”a usted”『ア ウステッ』とします。
Al contrario (gracias)
Es un placer.
『エス ウン プラセール』と読みます。
これはレストランなどのお客様に対するウェイターのような立場の方が使うことが多い言い方です。
「喜んで(いたします)」「(お役に立てて)嬉しいです」という感じですね。
¡A sus ordenes!
こちらもレストランや、上司に対して使われるイメージで、「仰せの通りに!」「了解!」という返事です。
『ア スス オルデネス!』と呼びます。
単語からは「ご命令のままに」「(何なりと)お申し付けください」というニュアンスをつかむことができますね。
¡A la orden!
同じような返事に、『ア ラ オルデン!』もあります。
「仰せの通りに!」「了解!」という返事で、どちらも立場が上の人に対する返事ですね。
まとめ
以上、今回はGraciasに対する返事をいろいろ見てきました。
みなさまのスペイン語のボキャブラリーを増やす助けになれば幸いです。
それではまた!¡Hasta luego!
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