一日の時間の流れに関連するスペイン語【日が暮れる、夜になる、夜が明ける】

スペイン語

こんにちは!NIKOです。

今回は一日の時間の流れに関するスペイン語と言うことで、「日が暮れる、夜になる、夜が明ける」のスペイン語を紹介します。

以前、スペイン語で時刻を表現する②「午前・午後/○時ごろ」で、

mañana が「午前、朝」

tarde が「午後、夕方」

noche が「夜」

だとご紹介しましたが、これらの名詞が動詞化することで、

「朝になる」

「日が暮れる」

「夜になる」

と表現できるようになります。

太陽が昇って沈む、時間の流れが動詞一つで表現できるなんて、よくわからないけどなんだか素敵だなって思いました。

名詞や形容詞に a がつくと動詞形になる単語が多い

スペイン語には、名詞、形容詞に a をつけて動詞となるものがいくつかあります。

delgado ⇒ adelgazar

corto acortar

largo ⇒ alargar

claro ⇒ aclarar

grande ⇒ agrandar

などなど。

今回ご紹介するものもその仲間ですが、名詞、形容詞とセットで覚えると語彙力倍増になるので便利ですね!

日が暮れる atardecer

atardecer で「日が暮れる、夕暮れになる」となります。

「午後」という意味の単語 tarde に a をつけて、接尾辞 -cer を語尾につけるだけです!

午後の単語に、a と cer でサンドイッチ!

これは覚えやすいですね。

夜になる anochecer

anochecer で「夜になる、夜が更ける」です。

これも atardecer と同様、「夜」の意味の名詞 noche に、a と cer でサンドイッチです!

時間の単語にサンドイッチするだけ!

パターンが見えてきましたね!

朝になる amanecer

amanecer が「朝になる」という単語です。

これは元の名詞は何かというと、

mañana 「午前、朝」です。

先ほどまでと同様に、mañana に a と cer をサンドイッチ!

…すると amanecer… にはなりません!!!

この子だけは曲者ですね。

これはきっと、amañanacer だと、言いにくいからだと思うんです。

昔のひと
昔のひと

amañanacer は言いにくいから縮めてしまおう!

という感じで、mañana に a をつけて語尾をグリグリっといじくって amanecer…ちょっと強引な変形ですね。

でも、a と cer で挟むことは変わりないので、

「夜が明ける」ってなんだっけ?

mañana っぽい感じだったよな~。

a と cer つけるんだよな~。

あ!縮めてしまえばいいんだ!

と、なんとかこじつけて覚えてもらえれば幸いです。

これらの単語は使うのか?

さて、ここまでご紹介したところで、実際の会話の中で

atardecer, anochecer, amanecer の単語は使われているのか?

というところが気になるかと思いますが、実際、、、

ほぼ使われません!

動詞としては三人称単数での活用されるのですが、ほとんど聞いたことがありません。

名詞ではたまーに聞きます。

al amanecer 夜明けに

al atardecer 日暮れに

al anochecer 日暮れに、夕方に

この形での使用されることがあるかなー程度です。

じゃあなんで紹介したんだよ!

とお思いかもしれませんが、それは

「オシャレな単語だと思ったから!」

です!

ただ覚えるよりもおしゃれだなーとか、かっこいい単語だなーなど、感情を持って覚えてもらった方が定着しやすいと思いますので、今後も役に立たなさそうでも感情を揺さぶった単語はじゃんじゃん紹介していきます!

ちなみに私が初めて amanecer という単語を聞いたのは Nicky Jam の 「Hasta El Amanecer」という歌です。

いい歌ですし、ゆっくりめなテンポなので、スペイン語の聞き取りの勉強にももってこいです!

それではまた!¡Hasta luego!


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