こんにちは!NIKOです。
2025年の大阪・関西万博において、メキシコは出展を撤退することを決定したとのニュースが飛び込んできました。撤退の決定を下した最初の国がメキシコということで、これはメキシコ在住の日本人からするとなかなかの衝撃ですね。
メキシコの撤退理由
メキシコは、参加国が自前で建てる、万博の華とも言われる独自のパビリオン(タイプA)での参加予定でしたが、2024年6月に予定されているメキシコの大統領選挙により、万博への予算が不確実となりました。
さらに、万博側の資材費の高騰や人手不足の影響による建設の遅延も撤退決定へ影響を与えたようです。
大統領選挙が万博の前にあるのは予めわかっていたことなので、どっちかというと建設の遅延が主要因じゃないのかな、と個人的には懸念しております。
日本政府の対応
日本政府は、メキシコの撤退について公式には確認していないと述べています。
外務省もまた、メキシコ地元メディアの、この報道内容についての確認を避けているようですが、「メキシコ政府と連絡を取り合ってる」、「メキシコ国内の状況を考慮している」などコメントしているようです。
日本側も建設の遅延が深刻なのをわかっているから、このようなお茶を濁した対応になっているのではないでしょうか。。
この記事のもととなるローカル記事が出たのが11月9日だったので、日本の最新の記事を調べたところ、現在は撤退を防ぐため、より資金負担の少ないタイプCへ移行しての参加などの打診もする可能性もあるみたいですね。
他の国々の状況
56カ国以上がタイプAのパビリオンの構築を発表していましたが、構築許可を受けたのはモナコとチェコ共和国のみで、他の多くの国々も建設に関する問題に直面しています。
このような状況の中、ブラジルなどいくつかの国はより小さなタイプXのパビリオンの建設を選択しています。
メキシコの撤退の影響
メキシコはラテンアメリカの主要な国であり、その文化や技術の展示が期待されていました。
万博の成功は参加国の多様性と独自性に大きく依存しているため、メキシコのような大きな国の不参加は、イベントの魅力度や他の国意思決定に影響を及ぼしかねないですね。
今後、他の参加国の動向や万博の全体的な準備状況にも注目していきたいです。
それではまた!¡Hasta luego!
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