こんにちは!NIKOです。
今回はスペイン語での時刻の表現について書いていきたいと思います。
現在の時間を尋ねる、答える
何時ですか?
まず時間を聞く表現です。
¿Qué hora es(son)? ケ オラ エス(ソン)?
「何時ですか?」
これだけ!
これだけ覚えていたら時間を聞くことができます。
Qué は疑問形容詞「何の」
hora は女性名詞「時間、時刻」
es(son) は動詞serの3人称単数形(複数形)「~です」。
es か son かはどちらでもいいです。
○時△分です。
ここからは時刻の表現方法です。
Es la una. エス ラ ウナ
「1時です。」
Son las dos. ソン ラス ドス
「2時です。」
1時00分~1時59分まで、1時台の時には es la 、2時以降は son las と表現します。
その後に1~24の数字を入れれば~時です、と表現できます。
前項で、es か son どちらでもいいと言ったのは、時間帯によってどちらでもあり得るからなんですね。
また、la(las) は女性名詞につく冠詞ですが、これが何故つくのかと言うと、実は数字の後にhora (horas)がついているのが省略されているからです。
また、~分まで言いたいときは、~時の数字の後に、
y diez イ ディエス
「10(分)です。」
と、and と言う意味の y の後に1から59の数字を加えれば完成です!
尚、こちらも実は数字の後に「分」という意味の minutos が省略されています。
15分、30分の別の言い方
基本的には~分の表現は数字を入れればOKなのですが、日本語で12時30分を12時半と表現するように、スペイン語にも数字よりも使われている表現があります。
15分
15分は、男性名詞 cuarto を用いて表現できます。
Son las 5 y cuarto. ソン ラス シンコ y クアルト
「5時15分です。」
意味としては4分の1で、60分の1/4=15分なのでこちらが用いられます。
30分
30分は、 media と表現します。
Son las 6 y media. ソン ラス セイス イ メディア
「6時半です。」
media は「半分の」という意味ですので、60分の半分=30分ですね。
ここまで説明して、
どうしてcuartoは男性形なのに、mediaは女性形なの?
とお気づきの方もいらっしゃるかと思います。
これは、ここでの cuarto は15分という意味を持つ男性名詞ですので、cuarta では無くcuarto を用います。
一方、media は形容詞であり、後に続く名詞が男性か女性かによって、medio か media に変わるのですが、今回は「一時間の半分」ですので、
media hora メディア オラ
の hora が省略されている形になっております。
ですので、media と女性形の形になっています。
時計を見るたびに今何時かスペイン語で言ってみてください、やればやるほど瞬発力があがり、スムーズに言えるようになっていきます!
動作をする時間を尋ねる
何時に~しますか?
続いて、現在の時刻を答えるだけでなく、「何時に着きますか?」「何時に出かけますか?」「何時に食べますか」などのように、「~時に」と動作の時点を表現する場合、次の様に言います。
¿A qué hora llegas? ア ケ オラ ジェガス?
「何時に着きますか?」
ある時点を示す前置詞 a「~に」に先ほどの qué hora 「何時」を付ければ「何時に」と動作の時点を尋ねる表現となります。
llegas は動詞 llegar 「着く、到着する」の二人称単数形です。
○時に~します。
動作の時間を答える時は、下記のように表現します。
Regreso a las siete. レグレソ ア ラス シエテ
「私は7時に帰ります。」
Regreso は動詞 regresar 「戻る、帰る」の一人称単数形です。
時間の表現 las + 数字 に先ほどの前置詞 a 「~に」を付け加えれば「~時に」の表現が完成です!
基本的には今回の基本的な読み方をすれば時間のだいたいの表現は可能ですが、日本語と同じように、「午前・午後/○時ごろ/○時ちょうど/○時△分前」と更に細かい表現が可能です。
そちらについては次回以降ご紹介させて頂きたいと思います。
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それではまた!¡Hasta luego!
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