こんにちは!NIKOです。
今回はストローのメキシコでの呼び方、メキシコ以外での呼び方を調べてみました。
辞書(スペインのスペイン語)ではpajaやpajita
というのも、辞書を引くとストローのことは”paja“(パハ)や”pajita“(パヒータ)という単語で出てくるのです。
スペインやアルゼンチンなどではこれらの単語で通じるようですが、メキシコにおいては最初のころはこの単語で色々と尋ねてみても、どうも理解してもらえなかったからです。
ちなみにあとから判明したことですが、pajaはメキシコでは「マスターベーション」という意味もあるみたいで、この国では使わない方が良いと教えてもらいました。
メキシコでは”popote“
ではメキシコでは何といえば伝わるのか?
それは”popote“(ポポテ)と呼ばれています。
由来はメキシコの現住民族の言葉から
この”popote”という言葉は、メキシコの現住民族の中で最大の民族、ナワ族の言葉『ナワトル語』の
popotl
という、ストローを指す言葉が由来となっているようです。
またこのpopotlも、popotilloと呼ばれる植物ににているために名付けられた名前だとのことです。
ああ、なんとなくストローっぽいですね。
他の国では何と呼ぶ??
ストローの呼び方について、せっかくなので他の国でも何と呼ばれているのか調べてみました。
paja,pajita,pajilla | スペイン、アルゼンチン |
bombilla | チリ、アルゼンチン、ウルグアイ |
pitillo | コロンビア、キューバ、ベネズエラ |
absorbente | キューバ |
cañita | ペルー |
pitillo | チリ、エクアドル、ベネズエラ、コロンビア |
carrizo | パナマ |
sorbete | ウルグアイ、プエルトリコ、ペルー |
もう、バッラバラですね!
いくつか国が重複しているのは、地域によってどちらが主流だとか、どちらも同じくらい使われるだなど、理由があるのではないかと勝手に推測しております。
特に”bombilla”は電球、”sorbete”はシャーベットと覚えていたので全然違う意味に使われていてびっくりしました。
“bombilla”はマテ茶に関連している
ちなみに”bombilla”はマテ茶を飲むときのストローのことを元々意味しており、そこから転じてストロー全体をそう呼ぶみたいです。
なので”bombilla”と呼んでいる地域はマテ茶が飲まれる地域とおおよそ一致しているのですね!
popoteにしろbombillaにしろそのような歴史的背景がわかると面白い!と思えますね!
他のストローの語源や由来もわかれば共有していきたいと思います。
それではまた!¡Hasta luego!
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