こんにちは!NIKOです。
前回は saber とconocer の違いを調べましたので、今回も saber 繋がりで一つご紹介します。
日常会話をしていく中で、「~できる」「~できない」と言うことが多々あります。
スペイン語で「~できる」と表現するとき、poder+不定詞を使うことが多いですが、poder以外にも saber +不定詞を使う場合もありますので、その違いを見ていきたいと思います。
poder +不定詞
poder+不定詞を使った場合の「~できる」は、状況的、潜在的に可能であることを指します。
Puedo venir mañana. (プエド ベニール マニャーナ)
私は明日来ることができます。(予定が無いなどの状況的に可能)
Puedes tomar tequila. (プエデス トマール テキーラ)
あなたはテキーラを飲むことができます。(生来、潜在的に可能)
また、poder の疑問形は「~していいですか」「して頂けますか」と許可を求めたり依頼をする時にも使えます。
¿Te puedo marcar? (テ プエド マルカール?)
(メッセージで)あなたに電話してもいいですか?
¿puedes cerrar la puerta? (プエデス セラール ラ プエルタ?)
扉を閉めていただけますか?
また、
¿Se puede? (セ プエデ?)
だけで、「入ってもいいですか?」という熟語となり、上司の部屋を訪れる際に便利なフレーズです。
saber +不定詞
saber +不定詞で表現する際の「~できる」は、学習などで習得してできるようになった場合に使用します。
語学、運動などがこれにあたりますね。
「(スペイン語が母語でない日本人の)彼がスペイン語を話すことができる」と言う場合、
Sabe hablar español. サベ アブラ―ル エスパニョール
となります。
その他には、
Sabe manejar el carro. サベ マネハール エル カロ
彼は車を運転することができます。など。
あまりこのような言い方はしませんが、
Sé nadar pero no puedo hoy. (セ ナダール ペロ ノ プエド オイ)
私は(能力的に)泳げますが今日は(悪天候などの状況的に)泳げません。
ということもできます。
この場合、puedo の後ろには文法的には nadar が入るのですが、明らかにわかる場合の不定詞は省力される場合があります。
いかがでしょうか。
ニュアンスの違いがなんとなく分かっていただければ幸いです。
それではまた!¡Hasta luego!
コメント