こんにちは!NIKOです。
スペイン語の mañana という単語は「明日」という意味の場合と「朝、午前」という意味があり、初めのころは会話の中で出てきても
え。今のは明日なの?朝なの?
と混乱される方もいらっしゃると思います。
mañana por la mañana
「ん?」「は?」「どっち?」「明日の明日?明日の朝?」
となりかねませんよね。
そこで今回は mañana について見ていきたいと思います。
品詞が違う
「明日」という場合と、「朝、午前」という場合、実は品詞が違っています。
明日として使われる場合は副詞、
朝、午前として使われる場合は名詞、
として使われております。
明日は副詞
副詞とは何かを調べてみると、日本語の副詞は
自立語で活用がなく、主語にならない語のうち、おもに用言(動詞、形容詞、形容動詞)を修飾することば(連用修飾語)。
引用元:wikipedia/副詞
とあります。
また英語における副詞は、
日本語同様 動詞、形容詞、副詞を修飾するほか、文頭や文末、あるいは挿入構文として文中に置くことで文自体を条件付ける文修飾となるものもある。
引用元:wikipedia/副詞#英語の副詞
とのこと。
つまり、自立語であるので la やesta などの冠詞や形用詞がついていない場合は「明日」になるのですね。
また、英語の副詞同様、文頭や文末におくことで文を修飾=意味の限定をしてもいます。
No puedo ir mañana.
「明日」は私は行けません。
Mañana es sábado.
「明日」は土曜日です。
名詞っぽいですが副詞です。
なんだかよくわからん!
という方も多いかと思います。
でも大丈夫です!
la や esta がついてなかったら「明日」だ!
と思って頂ければほぼ間違いありません。
朝、午前は名詞
スペイン語の名詞は男性、女性名詞と違いがあり、mañana は女性名詞ですので、定冠詞 la や 女性形の指示形容詞 esta がつきますね。
副詞との見分け方の時と同様、la, esta があれば朝だ!
の認識でOKです。
por la mañana
en la mañana
de la mañana
a la mañana
esta mañana
くらいしか出て来ませんのでそんなに難しくありません。
冒頭の
mañana por la mañana
は、最初の mañana が「明日」、por la mañana が「朝に」ですね。
明日の朝という意味でした。
おまけ、その他の用法
ちなみにですが、 mañana には男性名詞として「近い将来」や間投詞として「いやだ!」のような表現もあるようです。
嫌なことは今日やらず、明日(=またいつか)やるね!っていうニュアンスから来ているのでしょうか。
昔CMで「あなたの明日はいつですか」と言っていたのを思い出しました。
この用法で使っている方に私はまだ出会ったことがありませんが、聞いてみたいですね!
それではまた!¡Hasta luego!
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