Reyes Magos/Rosca de Reyes について

メキシコ文化

こんにちは!NIKOです。

少し日が過ぎてしまいましたが、1月6日は Reyes Magos (レジェス マゴス)というイエスの誕生を祝う祭日でした。

Reyes Magos

Reyes Magos は東方の三博士という意味で、イエスが誕生された際に東方の三博士が贈り物を持参した故事がこの祝日の名前の由来になっているとのことです。

この故事からメキシコの子供たちはクリスマスだけでは無くこの日にもプレゼントをもらえるようです。

うらやましい!

クリスマスにまつわるスペイン語も以前記事にしておりますので、良ければご覧ください。

Rosca de Reyes

また、メキシコではこの日に、Rosca de Reyes (ロスカ デ レジェス)という、下の絵のようなリング状のパンを食べます。

Rosca がリング型のパンを表す名詞で、Reyes が三博士のことですね。

毎年家族や職場のみんなでこれを切り分けて食べ、自分の取り分のパンの中から子供の人形が出た人は2月2日の Candelaria (カンデラリア:聖母マリアの清めの祝日)の日に教会に行き、Tamales (タマレス)という、トウモロコシが主原料のメキシコ伝統の食べ物を招待するというのが中世からの慣習となっております。

こんな感じで人形が隠れています

パンの中の子供の人形について

この人形はイエスを模しており、聖書に記述されたあるお話が元になっております。

そのお話をざっくりまとめると、

「ヘロデ王というユダヤの王が、自分にとってかわる未来のユダヤ人の王(=イエス)になると預言書に書かれていた子供を殺すために探していた。

それから逃れる為に、聖母マリアがイエスを見つからないように隠した。」

とのこと。

私の職場でも去年はこのパンをみんなで食べてお祝いしてましたが、今年は新型コロナウィルスの影響で全員在宅勤務となっており、残念ながらお祝いできませんでした。

例年このパンは400万個以上販売され、年間22億5000万ペソ(日本円で110億超)の売上があるそうですが、今年はどうなっているのでしょうね。

それではまた!¡Hasta luego!


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