こんにちは!NIKOです。
昨日6月4日、メキシコの新型コロナウィルス危険信号情報が更新されました。
メキシコシティを中心に緑色の州が増加
前回、5月21日更新時からの信号の推移は次の通りです。
- 赤色:0州 ⇒0州
- 橙色:1州 ⇒4州
- 黄色:15州⇒9州
- 緑色:16州 ⇒19州
5月21日のコロナウィルス信号情報は更新できておりませんでした、以下は5月7日更新時の記事です。
前回はカンクンのあるキンタナロー州だけが橙色で、その他は全て黄色もしくは緑色だったのですが、今回橙色の州が増えてしまいましたね。
メキシコシティは緑色となるも、新規感染者自体は大きく変わらず
私が住むメキシコシティもついに今回緑色となりました。
が、新規感染者は直近7日間の平均では一日約700人、その前の7日間では一日平均約560人。
ピーク時は一日あたり7,000人以上の新規感染者が出ていたことに比べればだいぶマシにはなってきているものの、新規感染者の推移から見て改善しているわけではありません。
知り合いのメキシコ人曰く、今回緑色にしたのは明日行われる中間選挙に投票に行かせる為で、投票に行くことで感染者が増加してまた黄色や橙色に戻ってしまうのではないかと悲観的な様子でした。
他にも、政府が選挙で票を集めたいが為に感染状況が良くなっている、つまり政府の対応が良いという風に見せかける為だ、などどうも選挙絡みで緑色にしたのではないかとの見解が多いように感じます。
ワクチン接種者の数は増加中
一方でワクチン接種に関しては、60代以上の接種から始まり、先週からメキシコシティではついに40代の接種の受付も始まりました。
メキシコ全体でワクチンを一回以上接種した人数は2.3千万人以上(18.6%)、ワクチンを必要回数接種完了した人数は1.3千万人以上(全人口の10.8%)となり、順調に増えてきております。
この点も今回緑色になった一因ではないでしょうか。
メキシコシティ、来週以降経済活動がさらに緩和
メキシコシティでは来週の月曜日、6月7日以降段階的に経済活動の緩和が進みます。
6月7日以降
- 対面授業再開(ただし半数ずつの出席)
- ホテルは60%の部屋が宿泊可
- デパート、商業施設は50%の定員数可
- レストランは屋内でも真夜中まで営業可
6月14日以降
- 屋外スポーツイベントの定員50%まで増加
- ジムの集団フィットネス、グループレッスン再開可
6月24日以降
- エンターテインメントイベントが定員25%までで開催可
- 映画館、劇場は定員50%まで入場可
ただし、ソーシャルディスタンスの維持、マスク着用義務、屋内への入場時は入口での検温、アルコール消毒、QRコードでの入場登録は継続して行われます。
選挙後も感染者が増えず、良くなり続けることを祈ってます!
それではまた!¡Hasta luego!
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